動作:
データ型が「グループのユーザー」で、リスト変数であるグローバル変数を作成しました。プロセス中にこの変数にユーザーまたはロールを入力しようとすると、ワークフローに何も入力されません。
解決方法:
「グループのユーザー」または「ロール」のグローバル変数で、値を入力するには、入力されるユーザー/ロールがDocuWareシステムに存在する必要があります。ユーザー/ロールが現在存在しない場合、グローバル変数には表示されません。さらに、値にスペースが含まれている場合、これも値が入力されない原因となります。これを解決するには、User/Roleからスペースを削除する必要があります。
値にスペースが含まれていると思われる場合は、次の方法を試してください、
1.User List Global Variableを作成してください。(必ず "List Variable "にチェックを入れてください。)
2.データを代入するステップで、以下の算術式を使用して、削除すべきスペースが値の左側と右側にないかチェックする;
- 左側のチェック:IIF(Left(GV_Variable, 1) = " ", LTRIM(GV_Variable), GV_Variable)
- 右側のチェック:IIF(Right(GV_Variable, 1) = " ", RTRIM(GV_Variable), GV_Variable)
以下は、その実装を説明するための簡単な例です。
上のスクリーンショットでは、EnteredUserという名前のテキスト・グローバル変数があり、グループのUser変数に割り当てたいユーザーを含んでいます。
また、UserFix という名前のテキスト・グローバル変数があり、次の算術式を使用しています。
IIF(Left(GV_EnteredUser, 1) = " ", LTRIM(GV_EnteredUser), GV_EnteredUser)
これは、値の左側にスペースがあるかどうかをチェックします。空白が見つかれば、その左側をトリムする。見つからなければ、元の値を返します。
IIF(Right(GV_UserFix, 1) = " ", RTRIM(GV_UserFix), GV_UserFix)
今回は、元のグローバル変数EnteredUserの代わりに、UserFixグローバル変数を参照します。 空白が見つからなければ、元の値を返します。
この時点では、値の前後にスペースは含まれておらず、このメソッドによって、途中にスペースがあるユーザー名が影響を受けないことも保証されます。
KBAは、クラウドとオンプレミスの両方の組織に適用できます。
ご注意:この記事は英語からの翻訳です。この記事に含まれる情報は、オリジナルの英語版製品に基づくものです。翻訳版の記事で使用されている文法などには、細かい誤りがある場合があります。翻訳の正確さを完全に保証することは出来かねますが、ほとんどの場合、十分な情報が得られると思われます。万が一、疑問が生じた場合は、英語版の記事に切り替えてご覧ください。